清原和博氏の次男、慶応・勝児は部活動中心に活動 空白の一年も鍛練積む

[ 2024年4月8日 05:00 ]

23年夏の甲子園の決勝・仙台育英戦の9回に代打で登場した慶応・清原勝児
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 西武、巨人などで通算525本塁打をマークした清原和博氏(56)の次男で、留年したため入学4年目の今年、3年生となる慶応(神奈川)の勝児内野手(18)が、同校の部活動を中心に活動することが7日、分かった。

 清原は単位不足で1年時に留年。2年生だった昨年は107年ぶりの夏の甲子園優勝に貢献したが、規定上の公式戦出場は昨夏までだった。卒業までの残り1年の練習拠点が注目されたが、現時点ではクラブチームなどには所属せず、同校で練習を続けることを選択。この日、春季県大会初戦で勝利した森林貴彦監督は「せっかくの一年なので、心身ともに成長してほしい」と説明した。

 清原は甲子園大会後は「もちろんプロ野球選手になりたいというのはある。それを頭に入れて(過ごし方を)考えていきたい」と父が活躍したプロへの思いも語っていた。

 清原の兄で慶大の正吾内野手(4年)も昨年末からプロへの思いを語っている。清原が留年したため、大学での共闘は見ることができない可能性が高いが、数年後は兄弟そろって最高峰の舞台で戦う姿が見られるかもしれない。

◇清原 勝児(きよはら・かつじ)2005年(平17)5月1日生まれ、東京都出身の18歳。5歳から野球を始め、小学校時代はオール麻布でプレー。小6の時にNPB12球団ジュニアトーナメントに巨人ジュニアの一員として出場。中学時代は世田谷西リトルシニアに所属した。50メートル走6秒5、遠投90メートル。右投げ右打ち。

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