カブスのホイヤー編成本部長 “大谷争奪戦”撤退報道を否定「その情報がどこから来たのか」

[ 2023年12月6日 09:11 ]

カブスのヘッド・ホイヤー編成本部長(中)
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 USAトゥディ紙のボブ・ナイチンゲール記者が5日(日本時間6日)球団幹部の話として、「カブスが大谷翔平を獲得できるという楽観的な見通しは顕著に弱まった」とX(旧ツィッター)で報道、争奪戦からの撤退を示唆した。

 FOXスポーツの評論家ベン・バーランダー氏もこれに反応、「カブス大谷はなくなったようだ」とX(旧ツィッター)でつぶやいている。

 しかし、この報道をカブスのジェド・ホイヤー編成本部長が約5時間後に全否定。個人的な理由でウインターミーティングへの参加が遅れ、4日は会場にいなかったが、5日、「その情報がどこから来たのかはわからない」とカブスの担当記者に語った。

 ただし、大谷との交渉過程や直接会ったのかどうかについては一切口にしなかった。

 同じ日、カブスのクレイグ・カウンセル監督は監督会見で「FAの交渉過程で大谷とは会っていない」と明言。会っていないことと、球団の大谷への興味の関係について問われると「個々のFA選手についてしゃべるのは私の領域ではない」と口をつぐんだ。

 カブスは24年のサラリー総額は現時点で1億7800万ドル。これまでの最高だった2億300万ドルに届いておらず、24年のぜいたく税の基準額2億3700万ドルまで余裕はある。

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