ブルージェイズ・シュナイダー監督　大谷関連の質問をはぐらかすことに終始「チーム内に留めておきたい」

ウィンターミーティングの会場で会見を行ったブルージェイズのシュナイダー監督（撮影・杉浦大介通信員）
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　米国テネシー州ナッシュビルで行われているメジャーリーグのウインターミーティング中の5日（日本時間6日）、ブルージェイズのシュナイダー監督がメディア対応した。

　ブルージェイズは大谷争奪戦の候補に残っていると注目されているチーム。シュナイダー監督の会見はもともと4日（同5日）の予定が、5日に急遽変更され、一部の米メディアに「大谷とブルージェイズはフロリダの球団施設で対面交渉した」と報道されていた。

　その経緯もあって、この日の会見の話題は大谷に集中。ただ、シュナイダー監督は「彼はこのゲームにおける史上最高級の才能だ」と称賛したものの、「私たちは多くの選手と対面している。言えるのはそれだけ。あとはチーム内に留めておきたい」と語り、基本すべての質問をはぐらかした。

　メディア側も様々な形での質問を投げかけ、中にはジョークまじりで「日焼けしているが？」とフロリダに行ったことを示唆する質問も。しかし、シュナイダー監督は「私はフロリダに住んでいるから」と笑顔でかわし、大谷と会ったことは最後まで認めなかった。

　直後、ドジャースのロバーツ監督が大谷と対面したことをはっきり明言したのとは対照的な会見となった。（テネシー州ナッシュビル・杉浦大介通信員）