オリックス・渡部　300万円増の1200万円で更改　ウエスタン盗塁王　来季は「1番・センター目指す」

　オリックスの渡部遼人外野手（24）が6日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、300万円増の年俸1200万円（推定）でサインした。

　「この成績で上げていただいたので、すごくうれしい。期待してるぞと言っていただいたので、応えられるようにしたい」

　3年目の今季は自己最多の32試合に出場して打率・171。7月に1軍昇格を果たすと、スタメンでも11試合で起用された。ウエスタン・リーグでは20盗塁をマークして盗塁王にも輝いた。

　会見では「もう少しやれたなという気持ちがある。スタメンで出させていただいた時にもう少しチャンスをモノにしたかった。積極性やチームに勢いを出せるプレーや打撃ができなかったので、そこは課題」と今季を振り返った。

　来季は広島からFA移籍の西川も加わり、外野のポジション争いは激しさを増すが、「“1番・センター”を目指してやりたい。タイプが全然違うと思うので、自分らしさを出せればいいかなと思う」と意気込んだ。