広島・韮沢 129日ぶり先発も2打数無安打に「力不足」守備では決勝打許し「ゲームが決まってしまった」

[ 2023年10月18日 21:53 ]

セ・リーグCSファイナルS   広島1―4阪神 ( 2023年10月18日    甲子園 )

<神・広>5回、村上の適時二塁打の打球を止められなかった韮沢(撮影・椎名 航)
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 セ・リーグのクライマックス・シリーズ(CS)ファイナル・ステージ(S)が18日、開幕。ファーストSを勝ち抜いた広島は阪神に逆転負けを喫し、阪神の優勝アドバンテージを含め0勝2敗となった。「8番・一塁」で先発起用された韮沢は2打数無安打で途中交代となり、悔しい結果に終わった。

 今季は7月以降、2軍が続き、スタメンは6月11日のロッテ戦以来、129日ぶりとなった。2回2死一塁の第1打席で三飛に倒れると、5回無死一塁は鋭い打球を放ったものの惜しくも遊直。7回の第3打席は代打・堂林を送られ、途中交代となった。

 守備では5回1死一、三塁で村上の痛烈な打球を処理しきれず右翼線へ勝ち越し二塁打とされ、これが結果的に決勝点となった。

 試合後、「あそこ(5回)の守備でゲームが決まってしまった…」と肩を落とし、捕球できたかの問いに「そうですね」とうなずいた。

 一塁での出場は1軍では今季1試合のみ。経験が少ない中でのスタメンとなったが「1球1球大事にやっていきたい」と受け止めた。

 相手先発・村上とは昨季、2軍で対戦経験が豊富も快音は響かず「去年より全然良かった。スピードも上がっていましたし、コントロールも良かった」と脱帽。2打数無安打に「力不足だと思います」と唇を噛んだ。

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