西武・平良が7回1失点でチームトップ11勝目 規定投球回到達に「先発の仕事をしっかりできた」

[ 2023年9月23日 16:50 ]

パ・リーグ   西武2―1ロッテ ( 2023年9月23日    ベルーナドーム )

<西・ロ>力投する平良 (撮影・白鳥 佳樹)
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 西武・平良海馬投手(23)が7回4安打1失点でチームトップの11勝目をマークした。それでも、こだわっている三振が3個止まりで「うまく空振りが取れなくて、フラストレーションがあった。投球は良くなかったが、その中で1点に抑えられてのは良かった」と振り返った。

 求めるものはもっと上にあるが、リベンジを果たした。前回16日同戦はポランコに2ランを浴びるなど6回5失点で黒星。相手主砲には初回、高め152キロ直球で二ゴロ、4回1死も高め直球でファウルを打たせ、最後はスプリットで空振り三振に斬るなど3打数無安打。「対戦回数が多くなるので、配球が偏らないように」と力で押し切った。

 投球回は144となり、先発転向1年目で規定投球回に到達。22登板中18回のクオリティスタート(6回以上で自責点3以下)と抜群の安定感を誇り「先発の仕事をしっかりできたかな」とうなずいた。

 次週の最終登板もロッテ戦が予想される。「3週連続になるので、配球が偏らないように工夫したい」と見据えた。

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