どうなる秋山、小園…広島 中心選手にまたもアクシデント 新井監督「厳しいかもしれない」

[ 2023年9月23日 18:55 ]

セ・リーグ   広島7-3巨人 ( 2023年9月23日    東京D )

<巨・広>9回、死球を受けた秋山(中央)は死球を受けてベンチに下がる。右は心配そうな新井監督(撮影・尾崎 有希)
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 広島は23日の巨人との最終戦に計4本塁打で打ち勝ち、貯金10に戻した。5年ぶりのAクラス入りへ王手となり、24日にもCS進出が決まる可能性が出てきた。

 一方で気になる一幕もあった。6回の守備で小園が、ブリンソンの打球を処理した際に、送球時に左足をひねり、つまづいて転倒。一度、ベンチに戻り、治療を行った。その後はプレーを続行し、9回まで出場したが、新井監督は「小園はひねっているので、明日の具合を見てみないと」と慎重に話した。

 さらに痛いのが、秋山だ。7回に4号2ランを放つなど存在感を見せていたが、9回の打席で巨人5番手・今村が投げた投球が左脚ふくらはぎ付近に直撃。一塁まで自力で歩き、屈伸運動などで様子を見たが、大事を取ってそのまま交代となった。

 新井監督は秋山については「アキはふくらはぎに当たっているので、ちょっと厳しいかもしれない。当たりどころがあまり良くないので、明日の状態を見ての判断になると思うけど、厳しいかもしれない」と、24日のヤクルト戦(マツダ)への出場は厳しいとの見立てを口にした。

 打線の中心選手が離脱して9月は苦しんだ広島。この日から秋山を含め、菊池、上本と3人が出場選手登録されたばかりだが、再びのアクシデントは気がかりだ。

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