【広島・末包と一問一答】狙うはCS2位通過「CS広島開催で待ってます！」鯉党も拍手　Gキラーの2発

セ・リーグ   広島7－3巨人 （ 2023年9月23日    東京D ）

＜巨・広＞東京ドームでの2本塁打に喜ぶ末包　（撮影・西川祐介）
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　広島が23日の巨人戦で勝利し、連敗を2で脱出。負ければ3位転落の可能性もあった試合で踏ん張った。現状は自力での2位がない状況だが、クライマックス・シリーズ（CS）の本拠地開催へ向けて前進。5年ぶりのAクラスへ、王手となり、24日もCS進出が決まる可能性が出てきた。

　立役者の1人は末包だ。4回に勝ち越し適時打を放つと、3－3の7回には9号ソロ。さらに8回にもダメ押し10号ソロを放つなど猛打賞。10本塁打中6本が巨人戦というキラーぶりを発揮した。

　試合後はヒーローインタビューに呼ばれた。以下、末包と一問一答。

　―プロ初の2打席連続本塁打。
　「2つとも“入ってくれ”という感じだったので、2つとも入ってくれてよかったと思います」

　―7回の勝ち越し弾。菅野から。
　「試合の流れがどちらに行くか分からない状態で、先頭だったので、積極的にストライクゾーンに来たら全部行こうかな、と思ってました」

　―東京ドームにもたくさんのファンが来た。左翼スタンドに届いた瞬間の気持ちは。
　「今季（東京ドームでの試合が）最後なので、東京のカープファンに2本も届けることができて最後の最後に良かったかなと思います」

　―2本目は。
　「その前の変化球に、自分の中ではちょっと違うな、というのがあったので、修正していってみようかなと。うまくはまったかなと思います」

　―これで2桁本塁打。うち6本が巨人戦。
　「半分以上がジャイアンツ戦ということは、やっぱり相性がいいのかな、と思いますが、最初は10本を目指してやっていたのですが、開幕から出ていなかった時期もあったので、今年は無理かなと思ったが、何とか最後に2桁に乗せられてよかったなと思います」

　―最後にファンに向けてメッセージを。
　「CS広島開催で待ってます！」（左翼席から大きな拍手）