広島　5年ぶりCSへ王手！復帰秋山が一発回答　菊池、上本も戻り活性化　末包2発のGキラーぶり

セ・リーグ   広島7－3巨人 （ 2023年9月23日    東京D ）

＜巨・広＞7回、2ランの秋山を出迎える新井監督ら広島ナイン　　（撮影・西川祐介）
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　広島が23日の巨人戦で勝利し、連敗を2で脱出。負ければ3位転落の可能性もあった試合で踏ん張った。

　揃いつつある役者が仕事を果たした。先発の森下は6回を7安打3失点。及第点で試合をつくると、打線が効果的に援護した。

　2回に堂林が菅野から先制の12号ソロ。逆転されて迎えた4回は堂林の同点打に末包が勝ち越し適時打で続いた。さらに3－3の7回に、末包が9号ソロを放ち、再び勝ち越すと、秋山が4号2ランで貴重な追加点を挙げた。末包は8回にもダメ押し10号ソロを放つなど猛打賞。10本塁打中6本が巨人戦というキラーぶりを発揮した。

　この日からチームには秋山、菊池、上本の3人が復帰し、打線が上昇気配。2番に入った上本が2安打、菊池も1安打を放つなど、活気が出てきた。

　現状は自力での2位がない状況だが、クライマックス・シリーズ（CS）の本拠地開催へ向けて前進。5年ぶりのAクラスへ、王手となり、24日もCS進出が決まる可能性が出てきた。

　▼広島・秋山（4号2ランに）「打ったのはストレート。さっきチャンスでやられていたけど、タカヒロ（中村選手）が良いお手本を見せてくれたので、追い込まれていましたが、しっかり捉えることができてよかったです」