プロ11球団集結 慶大・広瀬が19号 スカウトが成長に驚き「考え直さないと…」「パワーは牧より上」

[ 2023年9月23日 15:34 ]

東京六大学野球秋季リーグ戦   慶大8―2法大 ( 2023年9月23日    神宮 )

<法大・慶大>2回、ツーランを放つ慶大・広瀬(撮影・大城 有生希)
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 今秋ドラフト候補の広瀬隆太内野手(4年)が法大戦に「2番・一塁」で出場。初回に三塁強襲の内野安打を放つと、2回は今季1号の左越え2ランを放った。リーグ通算本塁打は5位タイの19号となり、並んでいた谷沢健一(早大)、広沢克己(明大)を抜き、荒川尭(早大)、山口高誉(立大)に並んだ。また、岡田彰布(早大)の持つ20本塁打まで1本に迫った。

 リーグ記録となっている高橋由伸(慶大)の23本までは残り4本。広瀬は今春のリーグ戦で5本塁打を放っており、記録達成の射程圏内に入った。

 ▼広島・苑田聡彦スカウト統括部長 凄く良くなっていてビックリしました。春と比べて打つ時の開きがなくなって力強い。それと今日は打席でベース寄りに立っていたね。パワーは大学球界では一番じゃないだろうか。パワーだけでいえば中大時代の牧より上でしょう。他のチームも見ているでしょうから考え直さないといけない。パワーヒッターは練習では生まれないからね。

 ◇広瀬 隆太(ひろせ・りゅうた)2001年(平13)4月7日生まれ、東京都東久留米市出身の22歳。慶応幼稚舎1年時に東久留米ハッピーズで野球を始める。慶応(神奈川)では高校通算41本塁打。慶大では1年春にリーグ戦デビュー。憧れの選手は鈴木誠也。1メートル82、91キロ。右投げ右打ち。

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