元ロッテ BCリーグ埼玉の清田育宏が現役引退セレモニー 「38歳になるまで楽しく野球ができた」

[ 2023年9月2日 14:08 ]

引退セレモニーであいさつする埼玉・清田
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 元ロッテで、今季限りで現役を引退する独立リーグのルートインBCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズの清田育宏外野手(37)が2日、引退セレモニーを行った。

 レジデンシャルスタジアム大宮での茨城アストロプラネッツとの試合前、グラウンドでマイクを前に「小学校2年生の頃から兄の影響で野球を始め、今年38歳になるまで本当に楽しく野球ができました」とあいさつ。

 清田はロッテの主力選手として活躍。しかし新型コロナウイルス禍で不要不急の外出をしたことなどを理由に、球団から21年5月に契約を解除された。

 埼玉武蔵では今年からプレー。「野球がもうできないかなと思った時期もありましたが、そんな時にいろいろな方に助けてもらいました。本当にありがとうございました」と球団やファン、選手ら関係者に感謝の言葉を口にした。

 チームはBCリーグ南地区で優勝。「目標を達成することができて本当に良かったです」と話し、ファンから大きな拍手を浴びた。

 この日のシーズン最終戦では「4番・右翼」で出場。スタンドでは家族も観戦した。

 今後、地区チャンピオンシップなどプレーオフにも出場する予定。清田は最後に「若い選手に負けないように、僕も最後まで全力で野球を楽しんで終わりたいと思います。熱い声援、本当にありがとうございました」と話した。

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