巨人・原監督 第1打席で負傷交代の坂本は「あまりいい状態ではない」 24日に検査へ

[ 2023年6月23日 22:15 ]

セ・リーグ   巨人5―3広島 ( 2023年6月23日    マツダ )

<広・巨>初回無死、二塁内野安打を放ち一塁に駆け込む坂本 (撮影・奥 調)
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 巨人の原辰徳監督(64)は広島戦(マツダ)の初回走塁中に右太腿裏を痛めて負傷交代となった坂本勇人内野手(34)について「あまりいい状態ではない」と語り、24日に検査を受けることを明かした。

 「1番・遊撃」で先発出場した坂本は初回の第1打席で相手先発右腕・九里から中前に抜けそうな打球を放ち、二塁手の菊池が逆シングルでゴロを捕球するも送球できず。二塁への内野安打となった。

 だが、全力疾走で一塁ベースを駆け抜けた直後に異変が起きた。坂本は右太腿裏に自ら手をやり、苦悶の表情。ベンチの原監督は心配そうに首をひねり、トレーナーが駆け付けたが、即座に代走・門脇が出されて初回無死でまさかの途中交代となった。

 5―3で勝利を収め、最大10ゲームあった首位・阪神とのゲーム差を4・5まで詰めた巨人だったが、試合後、坂本について聞かれた原監督は「いや、やっぱりあまりいい状態ではないでしょう。あそこまで、まぁ、かなり明日は検査をね、大したことなければいいなと思いますが。非常にケガとか我慢強い人があそこまで我々が見えたというかね。そういう意味では簡単ではないとは思いますね」と厳しい表情だった。

 坂本は交流戦では16日の楽天戦(東京D)で自身13年ぶりのサヨナラ弾を放つなど4発10打点と結果を残していた。

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