ソフトバンク・大関が29日の楽天戦で先発復帰　6日に体調不良で抹消も順調に回復

6月17日の２軍・ロッテ戦で2回を投げ1安打1失点に抑えた大関（左）が、29日に１軍復帰登板することが決まった（撮影・中村　達也）
Photo By スポニチ

　ソフトバンクの大関が29日の楽天戦で先発復帰することが22日、分かった。開幕投手を務め今季4勝を挙げていたが、体調不良のため6日に特例抹消。実戦復帰2戦目となった22日のウエスタン・リーグ広島戦（由宇）では4回を76球5安打2失点。1軍復帰にGOサインが出た。

　先発の柱が戻り藤本監督は、リーグ戦再開を前に投手陣に立ち上がりの奮起を促した。今季の全25敗のうち先制点を許しての敗戦は18戦。この日の全体練習後、きょうから始まる変則6試合の先発陣に対し「いい投手をぶつけられるやろうからね。まずはうちの投手が、点を先にやらないこと。点をやらなかったら、接戦をものにしていける。そういう形になれば」とハッパをかけた。

　オリックス3連戦は有原、東浜、板東。月曜日開催となる26日の東京ドームでのホーム開催・楽天戦は、中9日で和田を投入。ベテラン左腕は、19年の交流戦・巨人戦以来4年ぶりの東京ドーム登板で当地3連勝を狙う。

　ペイペイドームに戻って、28日の同戦は石川。不振で18日に抹消後、2軍戦登板はせずに心身リフレッシュ中で再登録可能な同日からの復調にかける。そして29日は大関が先発を予定する。「いい投手からなかなか大量得点は取れないので、しのいでいく」と藤本監督。先発、中継ぎの粘投から8回モイネロ、9回オスナへ。まずは先発陣の粘りが肝とみていた。