エンゼルス・大谷の移籍先「来季はエ軍かド軍」LA記者が断言 日本ハム入りなければド軍だった!?

[ 2023年6月23日 02:30 ]

インターリーグ   エンゼルス0-2ドジャース ( 2023年6月21日    アナハイム )

<エンゼルス・ドジャース>4回、西日を浴びながら好投する大谷(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 エンゼルス・大谷が21日(日本時間22日)、今オフFAとなった場合、移籍先の最有力候補となるドジャース戦で好投。現地メディアもこぞって移籍を念頭にした報道を行った。米国でも大注目となっている移籍報道について、2人の地元記者が本紙の取材に答えた。

 AP通信のグレグ・ビーチャム記者は試合後、「今夜のドジャースは大谷に非常に感銘を受けたと思う。デーブ・ロバーツ監督も試合後“大谷の能力は非常にユニークなので、監督としてもファンとしてもパフォーマンスを楽しんでいる”と話していた」とした。同記者はFA移籍についての予測は「まだ時期尚早だと思う」としつつ「もし、彼がエンゼルスを離れると決めた場合、ド軍が最良の選択だろうと常々、思っている」と説明。ド軍が毎年ワールドシリーズ進出を争うチームで、資金もフロントもトップレベルの組織だとした。

 また、ロサンゼルス・タイムズの著名コラムニスト、ディラン・ヘルナンデス記者は、大谷の移籍先を「来季はエ軍かド軍」と断言。「ド軍は欲しくて仕方ない。ブランド球団で、ブランド選手が好き。大谷のような選手がいれば可能性が増えバラエティーに富んだ戦略が立てられる。そういう面で最高の存在。今夜は改めてそれを確信したはず」とこの日の快投でさらにド軍の評価が上がったとした。また、日本ハム時代から大谷を取材する同記者は、プロ入り時にド軍が獲得の最有力候補だったことを挙げ「日本ハムでなければ、ド軍入りだったのは間違いない。そういう意味ではド軍への思いはあるはず」と語った。

 一方で大谷が「自分のレガシーを凄く意識している」と分析。伝統球団はレジェンドの数も多いため「エ軍で勝つ、導くのは一番格好いい。それが大谷の価値観だと思う。だから今年次第。プレーオフ進出でいい戦いをして、光が見えれば残ると思う。やっぱりここでは勝てないと思えば出る。となるとド軍が有力」と二者択一になると予想した。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月23日のニュース