DeNA今永 初回から吠えた!メジャー7球団視察で126球1失点完投 球団史上3人目の本拠8連勝飾る

[ 2023年6月23日 20:54 ]

セ・リーグ   DeNA3―1阪神 ( 2023年6月23日    横浜 )

<D・神>初回、佐藤輝から三振を奪い吠える今永(撮影・白鳥 佳樹)
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 DeNAの今永昇太投手(29)がリーグ戦再開となる23日の阪神戦(横浜)に先発。球団史上初の交流戦優勝を飾った勢いそのままに9回1失点の完投勝利で5勝目。球団史上3人目となる横浜スタジアム8連勝を飾った。

 今永は初回、1死から中野に二塁打を浴びるとギアチェンジ。150キロ台の速球を連発し、後続をシャットアウト。狭いストライクゾーンに三浦監督が苦笑いする場面もあったが、最後は佐藤輝を空振り三振に仕留めると、マウンドで雄叫びを上げた。

 2回以降は3イニング連続3者凡退。打線の援護もありリズムに乗ると7回まで2安打の好投。8回は代打・原口と近本に連打され、1死一、二塁となるも中野を空振り三振、ノイジーを右飛に仕留め無失点。9回には大山に左越えソロを浴び完封は逃したが、126球の熱投で今季2度目の完投勝利を手にした。

 これで今永は昨年8月2日広島戦からシーズンをまたいで8連勝。横浜スタジアムでの8連勝は83年に8連勝、84、85年に10連勝した遠藤一彦、94~96年に8連勝した佐々木主浩に次ぐ球団史上3人目の快挙。さらに横浜スタジアム通算30勝は川村丈夫と並び球団史上6位タイとなった。

 今永は今年5月に国内FA権を取得。今オフにはポスティングシステムを利用したメジャー挑戦の可能性もあり、この日はレンジャース、フィリーズ、カージナルス、ダイヤモンドバックス、レッズ、メッツ、ブルージェイズの7球団が視察。初回から気迫のこもった圧巻の投球を披露し、アピールに成功した。

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