待ってました！　広島・森下が今季初勝利　マツダのファンに「チームのために頑張って腕を振りたい」

セ・リーグ   広島4―1ヤクルト （ 2023年5月27日    マツダ ）

＜広・ヤ＞ヒーローインタビューを終えポーズする森下（左）と西川　（撮影・奥　調）
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　今季4度目の先発マウンドに臨んだ広島・森下が、7回3安打無失点で待望の今季初勝利を手にした。初回に1死満塁のピンチを招くも、浜田を空振り三振、続く西浦も二ゴロに仕留めて波に乗り、7回までスコアボードに「0」を並べた。昨年10月に右肘手術を経た若きエースが本来の姿を取り戻したチームは2連勝で4カードぶりの勝ち越しを決め、3位に浮上した。

　以下、森下のヒーローインタビューから。

　―肘のクリーニング手術をへて、久しぶりのマツダスタジアム。お帰りなさい。
　「ありがとうございます」

　―ファンの声援がある満員のマツダスタジアムでのお立ち台。気分は。
　「そうですね。3試合ビジターで試合してきたんですけど、勝てなくて、みんなの前で勝てればいいかなと思ってマツダに戻ってきました。勝ててうれしいです」

　―立ち上がり満塁のピンチは会心のピッチング。
　「あんまり覚えてないです。すいません」

　―集中力マックスだった？
　「龍馬さんの打席しか覚えてません。すいません」

　―7回、バッターボックスに西川選手。その時の心境を。
　「まあここで打ってくればいいんやろ、って言って打席に入って打ったんで、かっこいいなと思ってみていました」

　―田中選手のファインプレーも。あれで乗っていけた？
　「そうですね。もう本当いい守備をたくさんしてもらって今日は投げられたので、気持ちよくマウンドから帰ることができました」

　―8回のスワローズのリクエストの時の心境は。
「ヒヤヒヤしました」

　―本拠地のファンの皆さんに伝えたいことがあれば。
　「本当に全然投げられなかったんですけど、なんとか今日マツダスタジアムで1勝できて、いいスタートが切れるようにチームのために頑張って腕を振りたい。応援よろしくお願いします」