中日ドラ2村松でかした! 内野安打で歓喜のプロ初サヨナラ打「完璧なファーストゴロだったと思います」

[ 2023年5月27日 17:55 ]

セ・リーグ   中日3―2DeNA ( 2023年5月27日    バンテリンD )

<中・D>9回、サヨナラの場面でリクエストされるも判定変わらず、サヨナラ適時打を放った村松(中央)は万歳で喜ぶ(撮影・椎名 航)
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 中日が今季初のサヨナラ勝ちで3連勝を飾った。初回いきなり、先発の松葉が牧に2点適時打を浴び先制を許したが、3番に入った細川が、DeNA先発のサイ・ヤング賞投手バウアーから2本のソロ本塁打を放ち同点に。そして2―2で迎えた9回2死二塁から、途中出場のドラフト2位・村松の一塁へのゴロがセーフとなり、二塁走者の代走・伊藤が本塁へ生還。DeNA側が一塁のセーフ判定のリクエストの後、本塁のセーフ判定にもリクエストを立て続けに要求したが、いずれも判定は覆らず、そのままサヨナラ勝ちとなった。

 以下は、試合後の村松のヒーローインタビューから。

 ―プロ入り初のサヨナラ打。
 「ありがとうございます」

 ―途中出場からの最初の打席。どんな思いで入った?
 「ここ最近、自分の中でも当たりが出てなかったので、内野安打でもいいからとりあえず塁に出ようというような、次につなぐ気持ちで打席に入りました」

 ―打った瞬間は。
 「完璧なファーストゴロだったかなと思います」

 ―リクエストはどんな思いで待っていたか。
 「自分の長所である足の速さをようやく生かすことができたので、セーフっていう自信もありましたし、絶対セーフだろうと思って見ていました」

 ―フライング気味のウオーターシャワーも。
 「素直にうれしいですし、やっぱり勝つとファンのみなさんも喜んでくださるので、明日からも頑張りたいと思います」

 ―ベンチからの景色も勉強になったのか。
 「毎日勉強なんですけど、今日は本当に隣に荒木さんがいて、マンツーマンで、守備であったりバッティングであったり配球だったり、いろんなことを勉強しながら試合を見させていただいていたので、常にその中でもいける準備をしながら試合を見ていました」

 ―ファンにひと言。
 「明日交流戦前最後の試合なので、明日も勝ってチームに勢いをつけて、交流戦に挑んでいきたいなと思います。応援よろしくお願いします」

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