日本ハム新庄監督がリクエスト成功の舞台裏明かす 「0・3、4ミリ、ちょっと浮いていた」

[ 2023年5月27日 19:20 ]

パ・リーグ   日本ハム3-0楽天 ( 2023年5月27日    楽天モバイル )

<楽・日11>3回2死一、二塁、浅村の左前打で二走小深田が速度を緩めて生還したが(撮影・篠原岳夫)
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 日本ハムの新庄剛志監督(51)が、失点を阻止した3回のリクエストの舞台裏を明かした。 試合結果

 3回2死一、二塁の守備の場面だ。浅村が左前打を放ち、二塁走者・小深田が本塁へ生還したかに思われたが、一塁走者・辰己が左翼・松本剛の好送球で三塁でタッチアウトとなっていた。ここで、新庄監督はリクエストを要求。小深田の生還と、辰巳のタッチアウトのどちらが先かのジャッジを求めたものだった。

 一時は得点が認められていたが、リプレー検証の結果は、辰巳のタッチアウトが先だったと判断され、楽天の得点は取り消された。新庄監督は「サード(のアウト)が早いなって。(小深田の足は)0・3、0・4ミリ、ちょっと浮いてたから。ちょっとね、1歩半くらい(走るのを)緩めたんですよね」と振り返った。

 素早い捕球と正確な送球で三塁で刺した松本剛は「別に僕はサードで刺しにいっただけなので。逆に言えば、僕らは絶対にしないようにと思えるプレーだった」。同月18日の中日―阪神戦でも同様のプレーがあっただけに、勝って兜の緒を締めた。

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