【吉田正尚と一問一答】「近況報告というか、そんな感じ」試合前に大谷翔平と談笑 今季17度目マルチ

[ 2023年5月23日 13:48 ]

ア・リーグ   レッドソックス1-2エンゼルス ( 2023年5月22日    アナハイム )

<エンゼルス・レッドソックス>試合前、吉田(右)と握手を交わす大谷(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が22日(日本時間23日)、敵地アナハイムでのエンゼルス戦に「2番・左翼」で先発出場。4打数2安打で2試合連続、今季17度目のマルチ安打を記録した。

 初回の第1打席は一ゴロに倒れたが、4回の第2打席は先頭で打席に入ると、相手先発・バリアの2球目、真ん中よりの球を捉え、逆方向の左前へ運んだ。0-1の6回1死三塁は相手一塁手・ウォルシュのグラブを強襲する右前適時打で同点に追いついた。9回の第4打席は左飛だった。

 この日はWBC侍ジャパンでともに中軸を担い、優勝に大きく貢献したエンゼルス・大谷翔平との“侍対決”となり、試合前にはグラウンドでがっちり握手をして談笑。1カ月ぶりの再会を喜んだ。試合後、吉田の主な一問一答は以下の通り。

 ――今日の試合を振り返って
 「テンポのいい試合でしたね。(笑)2時間くらいですか?(試合時間は2時間5分)。1発で最後、決まっちゃいましたけど、本当にどっちに転んでもおかしくないようなゲームでしたね」

 ――エンゼルスタジアムは初めての球場
 「こっちに来て東と芝生がちょっと違うなと。球足が速いなと。サンディエゴも(芝が)短くてこっちもサンディエゴよりはまだありますけれど、球足が速いなというイメージがありますね。芝生の質が違うというか、そんな感じがします」

 ――バリアから4回の左前打は引きつけて打った
 「1打席目、少しスライダーを引っ張り気味に打って、その後の打者を見ても変化球を打たされている感じがあったので反対方向、センターから逆の方が確率は上がるのかなと思ってうまくコンタクトできました」

 ――試合前には大谷と会話をしていた
 「近況報告というか、そんな感じです」

 ――安打が続いている
 「強くコンタクトしていくことだけです。最後もボール球を振ってしまったので、あそこの見極めだったり細かいところはたくさんありますけど、しっかり対応していきたいと思います」

 ――ボールの見え方は
 「大丈夫です」

 ――6回の適時打は変則投手・ループから打った。アプローチは
 「フライを打ちにいったんですけど、結果ああいう形になってしまったんで、ああいうピッチャーは多いのでなんとかフライ、ライナーを打てるように心がけたいなと思います」

 ――初めての球場、昼の練習、夜の試合での違いなど確認の仕方は
 「昼間少し見づらいなという話をしていて、後ろにグリーン、ここはあんまりなくて、少し石が反射したり、デーゲームは見づらいなという話はして、コーチとも話をしていてナイターは少し変わるんじゃないかと話をしていて、球場によって特徴が違うのでそういうのは練習で確認しながら、あとは試合に入って試合の中で対応するしかないなと」

 ――大谷と会った時も指を指していたのは岩のことだったのか「そうです。見え方だったり、そういう話も少ししました」

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月23日のニュース