DeNA高卒1年目捕手・松尾がキャンプ1軍決定 ロッテ・松川の場合は

[ 2023年1月23日 17:20 ]

DeNAのルーキー松尾
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 DeNAのドラフト1位・松尾汐恩捕手(18=大阪桐蔭)が2月の春季キャンプで沖縄・宜野湾の1軍スタートすることが決定した。

 高卒1年目捕手の1軍スタートは少ないが、市和歌山高からロッテにドラフト1位で入団した松川虎生捕手も昨季の沖縄・石垣島キャンプでAチーム(1軍)に抜てき。当時、井口監督は「チームに入ってユニホームを着てどんな動きになるかを見てみたい」と理由を説明した。

 プロのスピードやパワーを18歳に体感させる目的だったが、松川は実戦練習で盗塁を2度刺し、バットでも二塁打とアピール。

 当初は対外試合がメーンとなる沖縄本島には移動せずに石垣島に残留して体力強化に努める予定だったが、井口監督が「全てに関して平均値が高い。そのままいけば開幕もあるかもしれない」と、実戦経験を積ませる方針に切り替えた。

 首脳陣の期待に応え、練習試合、オープン戦でルーキーとは思えない存在感を示した松川は、1955年の谷本稔(大映)、2006年の炭谷銀仁朗(西武)に続き、高卒1年目捕手として史上3人目の開幕スタメン出場を果たした。

 大阪桐蔭高で甲子園5本塁打を誇る強肩捕手・松尾は、昨季の松川に続けるか。

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