阪神前監督・矢野燿大氏が語る「金本知憲」の凄さ　「調子がいい今を…」

阪神監督時代の矢野氏
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　阪神監督を退任した矢野燿大氏（54）が23日、川藤幸三氏（73）のYouTube「川藤部屋」に出演。同い年の盟友・金本知憲氏（54）のすごさを語った。

　阪神でチームメートなった金本氏だが、本塁打を放ったり、試合で結果が出た日に限ってなかなかロッカールームに戻ってこなかった。

　自分の打撃ができた試合後こそスイングルームにこもり、素振りを繰り返していたという。矢野氏は汗びしょびしょで戻って来た金本氏にその理由を聞くと「調子がいい今を染み込ませたい」と答えたという。

　金本氏は勝敗に対する責任感も強かった。矢野氏は「かねもっちゃん、勝ったときはメチャクチャうれしそうにレフトから走ってくる」と明かした。

　金本氏の世界記録1492試合の連続フルイニング出場についても「ひとつずつ全力でやった結果の積み重ね。本人は狙ってなかった」と証言した。阪神では下柳氏を含め「同級生3人でプレーできたことがうれしかった」と振り返った。