仙台育英 9回反撃も及ばず惜敗…須江監督「負けて終わった中では最高の負け方」

[ 2022年11月22日 05:00 ]

明治神宮大会第4日・高校の部 準決勝   仙台育英4―5大阪桐蔭 ( 2022年11月21日    神宮 )

<大阪桐蔭・仙台育英>敗戦し、厳しい表情の仙台育英ナイン(撮影・木村 揚輔)
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 今夏の甲子園大会で東北勢初の日本一となった仙台育英は3点を追う9回に4番・斎藤陽(ひなた=2年)の犠飛などで2点を返すも及ばず。今春選抜王者と熱戦を演じた須江航監督は「負けて終わった中では最高の負け方。(大阪桐蔭とは)役者が違うというか一個遠いなというのも体感できた。こんな素敵な終わり方はないと思うので春は楽しみ」と出場が確実視されている来春の選抜を見据えた。

 先発した左腕・仁田陽翔(はると=2年)は3回1/3を3安打1失点。今大会投手の最速で自己最速まで1キロに迫る146キロを記録した直球を軸に4三振も奪い「野手が点を取ってくれて気楽に投げられたので、このようなピッチングができた」と胸を張った。秋の収穫を春へとつなげる。(柳内 遼平)

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2022年11月22日のニュース