巨人育成9位・森本が仮契約「先発ローテーションに入る」

[ 2022年11月14日 17:47 ]

仮契約を結び担当の織田淳哉スカウト(左)から帽子を被せてもらう森本
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 巨人が育成ドラフト9位で指名した市船橋(千葉)の森本が、船橋市内のホテルで入団交渉に臨み、支度金290万円、年俸360万円で仮契約を結んだ。高校日本代表にも選出された左腕は「仮契約させてもらって、これからチームにたくさん貢献したいなと責任感がわいてきました」と決意を新たにした。

 「(球団からは)先発ローテーションに入れるような投手になってほしいと言われているので、その期待に応えられるようにこれからたくさん努力していきたい」と意気込み、将来的な目標を問われると「まずは先発ローテーションに入ることと、入ったからには沢村賞を取りたいと思っています」と語った。

 榑松伸介スカウト部次長は「森本投手は高校日本代表として海外に遠征した素晴らしい素材で、左投げから切れのいいストレート、スライダーを投げる。身体能力が高く、将来的には先発ローテーションとして活躍できる素材だと思っています。巨人でも長く活躍した内海投手のようなピッチャーに育ってほしい」と期待を寄せた。
 
 主な一問一答は以下の通り。
 ――今の気持ちは?
 「仮契約させてもらって、これからチームにたくさん貢献したなと責任感がわいてきました」

 ――球団からはどんな話をされた?
 「先発ローテーションに入れるような投手になってほしいと言われているので、その期待に応えられるようにこれからたくさん努力していきたいなと思います」

 ――持ち味は?
 「切れのいい真っすぐで空振りを取ることと、自分が一番自信を持っているスライダーで三振を取るプレースタイルでこれからもやっていきたい」

 ――1年目の目標は?
「選手としてはまだ体が小さいですし、1年間で体を鍛えたいと思います」

 ――将来的な目標は?
 「まずは先発ローテーションに入ることと、入ったからには沢村賞を取りたいと思っています」

 ――対戦したい選手は?
 「今パッと浮かぶ選手はいないんですけど、自分が年を重ねていくごとに、自分が先発を任されたときに、そのときに一番打っている打者と戦いたいと思います」

 ――内海投手のイメージは?
 「たくさん長い間ずっと野球をやっている。それはとても難しいことですし、そういう選手に自分も、少しでも長く野球を続けられる選手になりたい」

 ――そのためには何が必要だと思うか?
 「体力をつけることと、長くやるための体づくりだと思います」

 ――浅野と連絡は?
 「メディカルチェックのときに会ったときに、たくさん思い出話を話しました。また新しいスタートですし、これからまた頑張っていこうという話をしました」

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2022年11月14日のニュース