阪神・西純 “新兵器”チェンジアップに手応え「悪くない感覚」 岡田監督も「まだまだ伸びる」

[ 2022年11月14日 05:15 ]

ブルペンで投げ込む西純(撮影・大森 寛明)
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 キャンプ第3クールを終えても、西純の評価が高止まりしたままだ。この日、ブルペンで投じた100球には「(シーズン)終盤、終わり頃から使っていた」というチェンジアップも含まれた。“新兵器”にすべく、磨きをかけている球種だ。

 まだ武器と呼べる段階ではないものの「そんなに悪くない感覚で投げられた」と一定の手応え。フォームも、球種も試しながらの日々に、「シーズン中よりも良い感じで投げられているし、自分の目指しているところが少しずつ近くなっているのかなと感じる」と頼もしい言葉を残した。

 取り組む意識も高い。シーズンを戦い抜いた疲労を自覚。万全ではないからこそ、得るものがあると訴えた。

 「良い状態ではなかなか投げられていないが、シーズン中もしんどくなる場面があると思う。そういう時期にどういう投球をできるかが大事。良い期間を過ごせている」

 ミットを構えた正妻候補の梅野も賛辞を惜しまない。「めちゃくちゃ良かった。精度もずば抜けて良かった」。今季の6勝(3敗)からの上積みに太鼓判を押した。直球限定だった第2クールの時点で「2桁は勝てる」と絶賛した岡田監督も目を細める。この日、変化球を交えた投球を間近で見て「まだまだ伸びるんちゃう」と飛躍を疑わなかった。

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2022年11月14日のニュース