阪神・井上が現状維持で契約更改　今オフは巨人・岡本に弟子入り「レベルアップしたい」

＜阪神秋季キャンプ＞　契約更改を終えて報道陣の質問にこたえる井上（撮影・大森　寛明）
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　3年目を終えた阪神・井上広大外野手（21）が14日、現状維持の720万円（金額は推定）で契約を更改した。今季はウエスタン・リーグで最多安打のタイトルを獲得するも、1軍ではわずか2試合の出場で5打数無安打2三振と結果を残せなかった。

　「やっぱり悔しいシーズンになったので、安芸キャンプ、12月、1月の過ごし方で、2月の結果が変わってくると思う。上で試合に出て、結果を残して…というのが当たり前の世界。結果を出せるようにやっていきたい」

　現在参加している安芸秋季キャンプでは、岡田彰布新監督の指導の下、日々鍛錬を積んでいる。来季は同じ右打ちの外野手で、ドラフト1位・森下翔太（中大）が入団する。同世代として、やすやすと道を譲るわけにはいかない。

　今オフは巨人・岡本和真と自主トレを行う予定。5年連続30本塁打を放っているスラッガーから吸収すべき点も多いだろう。井上は「（実際に）見てもらって、自分が思ってるところであったり、和真さんが見て、どう思ってるのかを合わせていきながら、レベルアップしていければ」と意気込んだ。