ソフトバンク・柳町達「燃えるものあった」 栗原敬遠後に意地のV二塁打!こどもの日10連勝呼び込んだ

[ 2026年5月6日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6―4西武 ( 2026年5月5日    ベルーナD )

<西・ソ(8)>5回、柳町が2点適時二塁打を放つ(撮影・篠原岳夫)
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 ソフトバンクは5日の西武戦で逆転勝ちを収め「こどもの日」の連勝を10(2分けを挟む)に伸ばした。2―3の5回に同点に追い付き、柳町達外野手(29)が右中間へ決勝のエンタイトル二塁打。この回は一挙4点と打線がつながり、チームの連敗は2で止まった。昨季は最高出塁率のタイトルを獲得した柳町だが、今季これまで苦戦が続く。子供たちを喜ばせた一打を復調につなげる。

 右中間で高くバウンドした白球は、野球少年少女たちが陣取る観客席に入った。勝ち越しの2点エンタイトルツーベース。柳町の意地が「こどもの日」の10連勝を呼び込んだ。

 「自分の中で燃えるものがありました。その中でしっかり集中力を持ち、自分のスイングができたと思います」

 3―3の同点に追い付いた5回、なおも1死二、三塁で西武ベンチは好調の栗原を申告敬遠。これで柳町の闘志に火がついた。初球から3球ボールが続いて、押し出し四球も頭をよぎる場面で「甘いのが来たらいったろう」と積極的にスイングを仕掛ける。4球目の直球を空振りするも、続く5球目の変化球をセンターに打ち返し、今季3度目の勝利打点をマークした。

 もがき苦しむ中での快音だった。安打は3試合ぶりで、打点を挙げるのは4月18日のオリックス戦以来。先月20日が誕生日で“29歳初打点”となった。昨季は自身初のタイトルの最高出塁率を獲得するなどブレーク。今季はプロ7年目で初の開幕スタメンを勝ち取るも試合まで打率・213と低迷していた。この日も初回2死一、三塁の先制機で二ゴロに倒れるなど、2打席で凡退していたが、ここぞの場面で集中力を発揮。この回は2試合ぶりにスタメン復帰した山川も犠飛を放ち、西武を突き放した。

 「こどもの日」は22年のオリックス戦で決勝の二塁打を放つなど2安打2打点の活躍を見せて、みずほペイペイドームで初のヒーローになっていた。あれから4年後。右膝骨挫傷の柳田が先発を外れる中で5番に座り、再びヒーローとなった。

 逆転勝ちでチームの連敗は2でストップした。ただ、小久保監督は「もうちょっと(状態を)上げてくれないとですね」と柳町への要求は厳しい。本来の能力を熟知するからだ。「もうやるしかないんで。もっと状態を上げていくしかない」。子供たちを笑顔にした一打を浮上のきっかけにする。 (井上 満夫)

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