ぜいたく税基準額の引き上げ エンゼルスなど4球団のオーナーが反対

[ 2022年3月5日 05:30 ]

閑散としたエンゼルスのキャンプ地のチケット売り場(撮影・笹田 幸嗣通信員)
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 米スポーツサイトのジ・アスレチックは3日(日本時間4日)、労使交渉で最大の争点となっているぜいたく税の対象となる年俸総額について、オーナーサイドで4球団のオーナーが反対していたと伝えた。大谷が所属するエンゼルスのアート・モレノ・オーナーとレッズ、タイガース、ダイヤモンドバックスのオーナーだという。

 ぜいたく税基準の年俸総額について、昨季の2億1000万ドル(約242億円)から、選手会は2億3800万ドル(約274億円)へ増額を要求。機構・オーナーサイドは2億2000万ドル(約253億円)と返答していた。金額の開きこそあれ、オーナーサイドも増額に応じる姿勢を示していたが、この4球団は増額自体に反対していたという。規定では23球団以上の賛成が必要で、2億2000万ドルの返答が可決されたが、選手会の要求額に近づけば反対姿勢を示すオーナーはさらに増えるかもしれない。

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2022年3月5日のニュース