ロッテ・山口4番アピールの特大3ラン 本塁打数では「絶対に負けたくない」安田をライバル視

[ 2022年2月25日 05:30 ]

練習試合   ロッテ10―5ソフトバンク ( 2022年2月24日    アイビー )

<ソ・ロ>4回2死一、二塁、中越え3ランを放つ山口(撮影・岡田 丈靖)
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 ロッテの4年目・山口が「4番・左翼」で出場し、特大3ランでアピールした。2打席凡打で迎えた4回2死一、二塁。「手応えは完璧」と、藤井の134キロのフォークを捉え、中堅122メートルのフェンスを越え、バックスクリーン手前へ放り込んだ。

 2回2死一、二塁では左腕の大関に詰まらされて遊ゴロ併殺。「思うような打撃ができていなかった。リセットして力を抜いて打席に入った」と切り替え、結果につなげた。

 これで対外試合7戦2発。昨季は9本塁打だが「目標は大きく30本を目指したい」と言い切った。22日のオリックス戦で1歳上の安田が2本目を放った。山口は「そこ(本塁打)の数字に関しては絶対に負けたくない」とライバルを意識する。

 4番が打線を引っ張り10安打10得点の圧勝。沖縄、宮崎の7試合で5勝2分けと負けなしだが井口監督は「勝敗より内容をしっかりやってくれている」と評価。山口の4番起用にも「外国人も合流するが、そういう思いはある」と前向きだった。(君島 圭介)

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