大リーグ労使交渉 4日目も進展なし 現地記者「機構の脅しが何かを変えるきっかけにはならなかった」

[ 2022年2月25日 08:26 ]

危機にさらされている大リーグ
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 難航する新労使協定に関し機構と選手会の交渉が24日(日本時間25日)、フロリダ州ジュピターで4日連続で行われたが、またしてもほとんど進展がなかった。

 複数の米メディアによれば、選手会はサービスタイムとドラフト抽選枠について若干の歩み寄りを見せたが、実質的な進展はなかったという。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は前日に機構が打ち出した”今月末までに締結しなければ開幕は延期、失った試合分の給与も支払わない”としたことに触れ「機構の脅しがすぐに何かを変えるきっかけにはならなかった」と伝えた。

 25日(同26日)も5日連続で交渉は予定されている。一向に進展を見せない両者の交渉に米国のファンもへきえきとしている。SNS上では「億万長者と大富豪のお金の奪い合いは本当にバカバカしい。自分は大の野球ファンだが、もう限界を超えている。このままではこの大切なゲームが死んでしまう」の投稿も見られた。

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2022年2月25日のニュース