楽天に新加入の西川遥輝が入団会見「不安だった。また野球ができる」背番号は「6」に決定

[ 2021年12月25日 13:50 ]

西川遥輝
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 日本ハムを自由契約になり、楽天への入団が決まった西川遥輝外野手(29)が25日、オンラインで入団会見を行った。

 日本ハムから「ノーテンダー」で自由契約となったのが11月中旬。巨人と交渉を進めていたが、条件面で折り合わなかった。12月下旬まで来季の所属先が決まらない状況を「不安だった」と振り返り「もしかしたら野球ができないんじゃないか」という思いも頭をよぎったという。

 楽天との交渉の席での石井一久GM兼監督の「これは運命なんだ」という言葉が決め手になり、東北の地を新天地に選んだ。「また野球ができることに喜びを感じている」と胸中を吐露した。

 背番号は「6」に決まった。今季まで楽天でプレーし、来季からDeNAに移籍する藤田が長く背負っていた番号だ。球団から背番号を提示された直後、藤田に連絡を入れ「藤田さんの後に6番をつけさせていただきます。光栄です」と伝えたという。「“俺の方が光栄だわ”と言っていただいた。気が楽になりました」と明かした。

 チームの課題でもある機動力の向上に寄与することを期待されており「全ての部門でキャリアハイを目指して、石井監督を胴上げしたい」と西川。球界屈指のスピードスターは、心機一転でやる気に持ち溢れている。

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2021年12月25日のニュース