東京ガスがアクシデント乗り越えENEOS破り5年ぶり4強 山口監督「大久保さんの力は物凄かった」

[ 2021年12月7日 18:03 ]

第92回都市対抗野球準々決勝   東京ガス4―3ENEOS ( 2021年12月7日    東京ドーム )

<都市対抗野球 東京ガス・ENEOS>勝利し、チームメートと喜びを分かち合う東京ガス・臼井(中央左)(撮影・木村 揚輔)
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 東京ガスが逆転勝ちを収め、16年以来5年ぶりの4強入りを決めた。

 先発の益田武尚投手(23)が左脇腹の違和感のため、1球で降板。緊急登板となった三宮舜投手(28=明治安田生命から補強)が4回2失点と試合をつくり、5回からは臼井浩投手(27)がソロ本塁打だけの5回1安打1失点の快投を見せた。

 73球を投げ抜いた臼井は「チームが勝ち越していたので、性一派位投げるだけだった。緊張もするが、一球一球、魂を込めて投げるだけ。僕自身、ここまで勝ち残れたのが初めてなので、純粋にうれしい」と喜びをかみしめた。

 山口太輔監督は慶大の先輩にあたる、ENEOS・大久保監督との対決を終え「(大久保監督は)実績がものすごい方。勝ち方を知っている監督ですので、あまり意識はせずに、やるのは選手なので、後押しをしようと思っていた。戦ってみて、簡単には勝てないなと。大久保さんの力は物凄かったなと、終わってみてつくづく思った」と振り返った。

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2021年12月7日のニュース