落合博満氏 日本S第2戦でオリ・宮城は「良く投げた」も「負けたら何もならない」

[ 2021年11月22日 00:33 ]

SMBC日本シリーズ2021第2戦   ヤクルト2ー0オリックス ( 2021年11月21日    京セラD )

落合博満氏
Photo By スポニチ

 元中日監督で野球解説者の落合博満氏(67)が21日、TBS系スポーツ番組「S☆1」に出演、日本シリーズ第2戦を観戦しながら“オレ流解説”を行ない、勝ちに対する執念を見せた。

 落合氏は両チーム先発左腕のヤクルト・高橋とオリックス・宮城の投げ合いに注目。133球を投げてプロ初完投&初完封をこの大舞台で成し遂げた高橋に対し「高橋が良く投げたと言う事でしょう。それに尽きるんじゃないかと思います」と語った。また、5回までは完全投球も、8回途中1失点で降板した宮城に対しては「あそこまで良く投げたなとは言えると思います」としながらも「良く投げたというのは勝ちにつながって初めて良く投げたっていうことであって、負けたら何もならないってことですよ」「でも負け投手ですからね。1点取られようと10点取られようと負けは負けですからね」と“勝ってこその好投”を力説した。

 また、5回に3球で見逃し三振に倒れたヤクルトの中村に対しては「見逃し三振が分からない。2ストライク取られているわけでしょ。まっすぐでただ見逃して帰って来るっていうのが、どうしても理解できない。振れよって」と手厳しかった。

続きを表示

この記事のフォト

2021年11月21日のニュース