阪神秋季練習、第2クールは屋外打撃封印も 弱点克服へ井上ヘッド「守備だけの日」設定プラン明かす

[ 2021年11月14日 05:30 ]

阪神・井上ヘッドコーチ(左)
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 屋外では“打たせま宣言”!?阪神・井上ヘッドコーチが、14日からの秋季練習第2クールで、甲子園球場では打撃練習を行わず、守備だけの日を設定する構想を明かした。

 「例えば来週の頭の日は、メイン球場では守備だけをやる、バッティングは中(室内)でやるというようなことをね。A班、B班に分けて午前中はA班が外へ行け、B班が次に外へ行けっていうようなことはするよ」

 基本的に、練習メニューは前日にコーチ陣が協議して作成する。天候も考慮し、流動的な部分はあるが、今クールではチームの積年の課題である守備を徹底的に強化する日も設けられる見込みだ。

 「どっちに重きを置くのかというのもあるけど、守備だけの日、打撃だけの日というのがあってもいいかなと。シートノックみたいなのをして、その後に分けてという。そういうのに他のバージョンに変えたり、極端なことを言えば外野の人間が内野を守ったり、内野の人間が外野を守ったり。やりようはなんぼでもあるから」

 打撃重視の日もありそうだが、今季も86失策で4年連続12球団ワーストだった守備力アップは来季に向けた喫緊の課題。実りの秋とするべく、練習メニューにも工夫を凝らしていく。(山添 晴治)

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2021年11月14日のニュース