阪神2軍、ミラクル大逆転で日本一!平田2軍監督も称えたネバーギブアップの姿勢は1軍にも届くはず

[ 2021年10月10日 05:30 ]

ファーム日本選手権   阪神3-2ロッテ ( 2021年10月9日    サンマリンスタジアム宮崎 )

<ファーム日本選手権 ロ・神>ファーム日本一に輝き喜ぶ(左から)優秀選手の片山、平田2軍監督、MVPの遠藤 (撮影・奥 調)
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 ウエスタン・リーグ覇者の阪神は9日、ファーム日本選手権でイースタン・リーグ覇者のロッテに逆転勝ちし18年以来、3年ぶり6度目の優勝を果たした。0―2の9回に3点を奪う執念の逆転劇を見せた。同点打を放った高卒2年目の遠藤成内野手(20)が最優秀選手に選ばれた。

 諦めない姿勢が勝利の女神を最後の最後で振り向かせた。0―2の9回、同点としなおも2死一、二塁。小幡の一塁へのゴロを福田光がまさかのトンネル。右翼方向に転がる間に二塁走者の遠藤が勝ち越しのホームイン。ミラクル勝利に、平田2軍監督もナインの驚異的な粘りを素直にたたえた。

 「率直な気持ちはね、半分諦めていました(笑い)。やっぱり僕の鍛えた選手だね。最後まで諦めずにやったということは、コーチのみなさんの日頃の鍛錬のおかげですよ」

 1軍を経験している選手が多くを占める中、若虎2人が逆転劇に絡んだ。9回、先頭の高山が二塁打で反撃の口火を切ると、栄枝が中前適時打。暴投に犠打、四球で1死一、三塁とし遠藤が三遊間を破る同点適時打を放った。

 「先輩方がつないでくれた分、しっかり(走者を)還そうという気持ちだけを持って(打席に)入りました」

 9月23日のウエスタン・リーグ広島戦でも2点劣勢の9回に一挙4得点を奪う逆転勝利で優勝へのマジックナンバーを1にするなど終盤での逆転劇は今季の特徴でもあった。

 平田2軍監督にとっては11年前に惜敗した相手へのリベンジにもなったが、視線の先にあるのは逆転Vに望みを託す1軍だ。「まだまだしびれる優勝争いをしてゲームに臨んでいる。今日の経験を生かして1軍の戦力になれるように」とわずかなチャンスにかけ、諦めない姿勢を2軍で日本一を手にした選手に求めた。ネバーギブアップ――。勝利への執念、粘りは1軍にも届くはずだ。(須田 麻祐子)

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