阪神2軍 堅守で16連勝、平田2軍監督「やっぱり守りだな」 若手を1軍に送っても1カ月以上黒星なし

[ 2021年9月6日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神1-0中日 ( 2021年9月5日    ナゴヤ )

<ウエスタン 中・神> ファーム新記録の“16”連勝を達成し、笑顔の平田監督 (撮影・後藤 大輝)
Photo By スポニチ

 阪神2軍は5日、ウエスタン・リーグの中日戦に1―0で勝利し、ファーム新記録の16連勝を飾った。投手陣を含む堅守が光り、平田2軍監督は「素晴らしい、緊張感のあるゲームが続いてるな。この前のカープ戦といい。やっぱり守りだな」とうなずいた。

 先月28日の広島戦(3回5失点)でプロ初黒星がついた村上が5回零封の好投で再出発。「立ち上がりは悪かったけど、徐々に良くなった」。8回1死一、二塁では江越が中堅右への根尾のライナーを飛び込んで好捕し、9回は浜地が13試合連続無失点へ伸ばして零封継投を締めた。

 島田、小野寺らを1軍へ送り出しても連勝は伸び、平田2軍監督も「若い選手が隙あらば…といって頑張っている」と好循環を感じ取っていた。(須田 麻祐子)

 ○…阪神2軍がウエスタン・中日戦に1―0で勝利。7月30日のオリックス戦から続く連勝を16(1分けを挟む)に伸ばし、99年イースタン・巨人の15連勝を超える2軍新記録とした。なお1軍の最多連勝は54年南海と60年大毎の18連勝。次いで65年南海の17連勝がある。チームは試合のなかった4日、3月22日以来166日ぶりの単独首位に立っている。

続きを表示

この記事のフォト

2021年9月6日のニュース