斉藤コミッショナー ワクチンパスポート活用に改めて意欲「できるだけそちらの方向に」

[ 2021年9月6日 14:53 ]

斉藤惇コミッショナー
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 プロ野球とJリーグ合同の新型コロナウイルス対策連絡会議が6日、オンラインで行われ、プロ野球の斉藤惇コミッショナーがいわゆる「ワクチンパスポート」の活用について改めて意欲を示した。

 「2度のワクチン接種証明がある人、(直前の)陰性証明がある人が観戦できる形を、すぐにではないが、できるだけそちらの方向に向かっていきます」

 米国の大リーグやフランスなどで実際に運用されている例を挙げて説明。プロ野球でもソフトバンクが2~5日の主催4試合で、ワクチンを2度接種した人と1週間以内のPCR検査で陰性となった人を上限5000人で入場させた。

 ペナントレースは終盤にさしかかり、日本シリーズは最終の第7戦を11月28日に予定している。今季中の運用については「国の政策としてルール化され、それを我々が使いながらお客さんを入れていくのが本来の姿。勝手に入れるわけにはいかない。11月末までに制度として完全に普及するのは、まだ何とも言えない状況です」と具体的には言及しなかった。

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