侍最年長の坂本　金メダル手に「ホッとしている気持ちが一番」

東京五輪第16日　野球決勝   日本2―0米国 （ 2021年8月7日    横浜 ）

＜日本・米国＞金メダルを持つ1988年生まれの4人（左から）柳田、坂本、田中将、大野（撮影・小海途　良幹）
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　侍ジャパン野手のリーダーとして坂本が引っ張った。

　試合前には声出しを担当し「どんな結果が出ようと、胸張ってこの試合を戦おう」と鼓舞。8回無死一塁では送りバントを決め、貴重な追加点を呼び込んだ。今大会は2番で得点源としても、つなぎ役としてもフル回転。同い年の田中将が8年ぶりに代表復帰し、チームに溶け込みやすいように時にはいじり、雰囲気づくりにも一役買った。

　悲願の金メダルに「皆さんが期待してくれていたことも凄い感じていた。ホッとしている気持ちが一番」と頬を緩めた。