日本ハム・輝星 オール直球の課題設定され、2軍で自慢のストレートを磨く日々

[ 2021年6月5日 11:53 ]

日本ハムの吉田輝星
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 日本ハムの3年目右腕・吉田が2軍でもがいている。今季は栗山監督が期待を込めて開幕ローテーションの「6番目の男」として開幕6戦目の4月2日ロッテ戦に先発起用したが、2回4安打7失点(自責2)でKO。以降はイースタン・リーグで登板を続けている。

 現在は投手コーチから与えられた課題と向き合いながら自慢の直球の精度向上に取り組んでいる。4回6失点だった6月1日の巨人戦は初回に5失点。しかし、初回は投げる球種は直球だけに限定されており、その中でどう抑えるかを見られていたのだ。

 3番手で登板した5月15日の同西武戦は4イニング全て直球だけで、無安打無失点に抑えた。木田2軍総合兼投手コーチは「今は試合の中でもこの回は真っすぐだけとか、そういう取り組みをしている。みんなが思い描いているような投手になるために、あの真っすぐをしっかりトップクラスの球に仕上げるのが第一」と狙いを説明する。

 結果だけ見れば6試合で1勝4敗、防御率4・65。現地観戦できないファンからすると一見心配になる成績だが、しっかりと前に進むために一つずつ課題と向き合っている。今春キャンプでは開幕投手の上沢に弟子入り。宮西には直球について質問した。そうすると、実際に宮西が2月21日の中日との練習試合で11球全て直球で抑えるお手本を示した。

 あとは先輩からの助言をどうやって自分の感覚に落とし込んでいくか、だろう。ただ直球を力いっぱい投げ込むだけでなく、上沢や宮西のように打者との間合いの中でいかに相手が嫌がる直球を投げられるか。「2桁勝てる投手になりたい」という吉田が、難なくこの壁を乗り越えてくれることを願っている。(記者コラム・東尾 洋樹)

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