巨人とヤクルトがワクチン接種で区と連携 東京Dと神宮などを会場として無償提供へ

[ 2021年5月21日 05:30 ]

(左から)東京ドームと神宮
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 巨人とヤクルトは20日、東京都文京区や新宿区と連携し、新型コロナ感染対策を推進する「後楽園・神宮外苑における新型コロナウイルス地域対策協議会」を設立したと発表。また、球団として東京ドームをワクチン接種会場として、自治体に無償提供することも検討していくことになった。

 業界や施設単位の縦割りで対応してきた感染対策で、球団が中心となってタッグを組むことになった。変異株が広がっている現状で両球団は「業界、業種を超え、地域にかかわる企業、機関が緊密に連携し、いわば街ぐるみで対策に取り組むことが求められている」と協議会を設立。両本拠地のほか、神宮外苑地区にある国立競技場や秩父宮ラグビー場、東京六大学野球連盟なども加わり活動する。

 感染リスクの低い人の流れを目指し、JR東日本、東京メトロ、都営地下鉄の鉄道事業者と共有した混雑情報をリアルタイムで提供するアプリなどの構築や、混雑回避の無料シャトルバスを用意するなどの対策を検討していく。

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2021年5月21日のニュース