阪神・佐藤輝 交流戦でも勝負強さ発揮する!矢野監督も期待「ポイントになってくる」

[ 2021年5月21日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神ーヤクルト(雨天中止) ( 2021年5月20日    甲子園 )

打撃練習をする佐藤輝 (撮影・平嶋 理子)                                     
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 ポイントゲッター指令だ。4番を務める阪神・佐藤輝に、矢野監督が勝負どころでの一打を期待した。5月に入って1番・近本が打率4割超えと好調。3番・マルテも強引になることなく、つなぎの精神を随所に見せる。

 「きのう(19日)も(佐藤)輝が還すところで還すとかさ。きのうもサンズがいいところで打ってくれたというところが、ポイントになってくる可能性もある」

 19日ヤクルト戦では初回1死一、三塁、7回2死一、三塁と2度の得点圏打席で凡退。ここ3試合に限れば12打数1安打と、調子はやや下降線を描く。ただ、チームは好調を維持しており、周りのバックアップもある。次は、黄金新人が奮闘する番。10号本塁打をかっ飛ばした5月7日DeNA戦を最後に、プロ入り後最長の39打席遠ざかるアーチにも期待がかかる。

 背中の張りを訴えて戦線離脱中だった主砲・大山が、交流戦から復帰する見込みとなっている。堂々と不在の穴を埋めてきた4番としては、これまで以上に貪欲に快音を響かせたい。得点圏打率はリーグ3位の・326を誇る。持ち前の勝負強さを、パ・リーグ相手の交流戦でも発揮したい。(阪井 日向)

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2021年5月21日のニュース