大谷“リアル二刀流”2勝目ならずも6試合連続安打!絶妙セーフティーで快足披露、チームは2連敗

[ 2021年5月20日 12:14 ]

ア・リーグ   エンゼルス2―3インディアンス ( 2021年5月19日    アナハイム )

<エンゼルス・インディアンス>エンゼルスの先発・大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は19日(日本時間20日)、本拠地アナハイムでのインディアンス戦に「2番・投手」で4度目の投打同時出場。打ってはセーフティーバントを決めて6試合連続安打をマークするなど3打数1安打で打率は・272となった。投げては4回2/3、72球を投げ5奪三振で5安打2失点、降板後は右翼の守備に入り、7回でベンチに退いた。防御率は2・37となり、今季2勝目はならなかった。チームは2―3で敗れ2連敗した。

 初回1死の第1打席は三直、3回2死二塁の第2打席は中直だったが、6回無死の第3打席でイ軍先発の右腕シバーレから三塁前にセーフティーバントを決めて内野安打。すかさず試みた二盗は失敗したが、14日(同15日)のレッドソックス戦から続く連続試合安打を「6」とした。

 投げては立ち上がりの初回に2者連続三振後、Jラミレスに二塁内野安打と二盗を許し、レイエスに左翼線適時二塁打されて1失点。2回は1死から四球を出しものの続く2者を連続空振り三振。3回は3者凡退、味方打線が同点に追いついた4回は先頭のレイエスに左翼に二塁打されたが、後続を打ち取った。味方打線が1点を勝ち越した直後の5回は先頭のバウアーズに中越え同点ソロを被弾。2死から四球を与えたところで降板し、今季2度目の右翼の守備に入って7回にベンチに退いた。リリーフ陣が勝ち越し点を奪われた。

 大谷は前日18日(同19日)の同カード2戦目は「2番・DH」で打者として先発出場し、3試合連続本塁打で両リーグトップ独走となる14号ソロアーチを放つなど今季12度目のマルチ安打をマークし3打数2安打1打点。この日、期待されていた日本人選手最長の4戦連発はならなかった。

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