本当に低反発球?大谷「投高打低」もどこ吹く風で年間52発ペース

[ 2021年5月19日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス7ー4インディアンス ( 2021年5月17日    アナハイム )

13号3ランを放った大谷(AP)
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 エンゼルス・大谷は「飛ばないボール」の影響をみじんも感じさせず、シーズン52本ペースとなった。大リーグ機構は19年に史上最多6776本を記録した本塁打数の抑制を目的に、今季から低反発球を導入。ボールの重さを最大2.8グラム軽くすることで、飛距離は375フィート(約114メートル)飛んでいた打球で、1~2フィート(約30~60センチ)抑えられるという。

 実際、開幕から「投高打低」の傾向は顕著で、すでにノーヒットノーランは4試合。1試合当たりのチーム本塁打数は19年の1.39本から1.13本に減少。これは16年以降では最低で、本塁打はシーズンで約1260本減る計算になる。本塁打ラッシュとなった19年はメッツのアロンソが53本で両リーグ最多。大谷はほぼ同じペースで量産している。

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2021年5月19日のニュース