中日・与田監督 高松のミス“連発”も責めず「使っているのは監督。とにかく思い切ってプレーすること」

[ 2021年5月3日 18:20 ]

セ・リーグ   中日1-2DeNA ( 2021年5月3日    バンテリンD )

<中・D(7)>3回無死、ピープルズの二ゴロをエラーする高松(撮影・椎名 航)
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 今季3度目の3連勝への挑戦だったが“正直”はならなかった。打線が5安打1得点。初対戦のDeNA先発・ピープルズに対しては、三塁に走者を進めることすらできなかった。与田剛監督(55)は「(ピープルズは)ボールが非常に動く感じはしていた。捉えたと思ったら少し変化しているので、なかなか難しかったのかな。高めに浮くボールも少なかった」と淡々と振り返った。

 期待の若手がミスを重ねた。3試合連続の二塁でスタメン起用した高松が3回無死、ピープルズの詰まった打球を処理したが、グラブから1度こぼし、一塁送球が間に合わずに失策を記録。これを起点に無安打で先制点を失った。4回には敵失で出塁するも、けん制死。試合の流れを左右する攻守のプレーだった。それでも指揮官は若手を責めることはなかった。「使っているのは監督。とにかく思い切ってプレーすること。できないことは練習する」と失敗を糧とすることを求めた。

 高松は守備については「一塁ベースを見るのが早かったです」と反省し、けん制死については「アウトになってしまったことで怖がらずに、次もどんどん盗塁していきたいです」と前を向いた。チーム一の俊足が最大の武器。下を向いてはいられない。

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2021年5月3日のニュース