【大谷と一問一答】右手中指マメの状態は「大丈夫」 今季登場曲の理由「呪術廻戦、毎週楽しみに」

[ 2021年4月4日 09:05 ]

試合前会見で報道陣からの質問に笑顔を見せた大谷

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が3日(日本時間4日午前10時7分開始)、本拠地ホワイトソックス戦で「2番・DH」でスタメン出場することが発表された。4日(同5日午前9時37分開始)の同戦で今季初先発予定のため、登板前日のスタメン出場は日米通じて初めてとなる。以下、試合前のオンライン会見の主な一問一答。

 
 ――登板前日のスタメン出場。
 「元々体調を見て、いける日はいくつもりでした。元々、そういう予定だったので、何もアクシデントがない限りはいく予定でいました」

 ――シーズンに入り、引っ張る打球が多くなった。
 「一塁線を抜いたのもインコース寄りのカットだったので。引っ張ったというよりラインドライブというか、トップスピンみたいな感じなので。しっかり上がった時はセンター方向にあの場合もいっていると思います」

 ――3月29日のドジャースとのオープン戦登板で悪化させた右手中指のマメの状態は。
 「昨日もブルペンで投げて、いい感じだったので、大丈夫だと思います」

 ――シーズンで制球面をどう向上させるか。
 「基本的には“いい球がいく、イコール制球されている”んじゃないかなと個人的には思っていますし、感覚的にもその通りなので。やっぱりいい動作の時は必然的にいいボールがいくし、狙ったところにもいく。年間を通して自分が思い通りに動くような体調管理とメカニック、練習が必要かなと思うので。必ず好不調はあると思いますけど、なるべくその差を少なくしたいなと思っています」

 ――3月29日のドジャースとのオープン戦登板は2018年より球質が上がっていた。
「体調的にもいいというのがありますし、もちろんシーズン開幕直前に体力的にもフルで。1試合で見たら、そういう感じになるのかなと思います。もちろん疲れが溜まっていたら違う感じになるので。フルシーズンでやった時のデータが基本になる。1試合1試合は特にないかなと思います」

 ――ジョー・マドン監督は大谷選手が投打同時出場するのが好きだと話していた。
 「もちろん自分で打った方が得点が入った時にアグレッシブにマウンドで攻めていける。守りに入ることなく常に攻める気持ちでマウンドにいけると個人的には思っています」

 ――二刀流で期待されている。原動力やモチベーションは何か。
 「むしろ、この2、3年はケガもあって、あまり活躍できなかった。悔しいかなというのが強いですし。1年目も新人王を取らせてもらいましたけど、後半は投げていないので。悔しいなという思いが今年のモチベーションなのかなと。先を見ることなく、1試合1試合、まずは今日の試合で頑張りたいなと思います」

 ――アニメ「呪術廻戦」のエンディングテーマ、ALIの「LOST IN PARADISE feat. AKLO」を今季登場曲に選んだ経緯について。
 「呪術廻戦、毎週楽しみにしていたので。気分で変えました。(アニメを)見ていましたね。面白いなと」

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