阪神 今季こそ「近本シート」設置へ 地元の淡路市担当者「前向きな話を聞いています」

[ 2021年2月16日 05:30 ]

「近本シート」の設置を報じる2020年1月31日付、大阪版本紙

 阪神の「近本シート」の設置へ検討に入っていることが15日、分かった。淡路市の担当者が「まだどうなるか分かりませんが、近本選手からは前向きな話を聞いています。今年は実施できたら」と明かした。球団との間で調整している段階で、有観客での公式戦開催が正式に決まれば、条件を設けた上で募集を開始するとみられる。

 社会貢献活動として故郷・淡路市の在住者を甲子園球場に招待するもので、昨季はバックスクリーン左に4席設けながらコロナ下の入場制限があって中止になっていた。同市のスポーツ親善大使を務める近本が入団前から「地元の方にプロ野球の魅力を知ってもらいたい」と計画していただけに、今年こそ実現させたいところだ。

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2021年2月16日のニュース