阪神・小野寺 あと1枠“壮絶奪い合い”に決意 「ベンチに必要な存在になりたい」

[ 2021年2月16日 05:30 ]

阪神・小野寺
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 阪神・小野寺が現状で残り1枠しかない支配下選手への昇格を期し、後半を迎える今春キャンプへ決意を新たにした。

 「他人は意識するんですけど、自分の出せる力を。ベンチに必要な存在になりたい」

 7日の紅白戦では今春1号の左越え弾。9日の日本ハムとの練習試合でも途中出場から適時打を放つなど、実戦4試合で7打数3安打2打点を残した。限られた打席で結果を残し、ムードメーカーとしても存在感を発揮しても満足はしない。

 「アウトのなり方が思ったようになってない。三振も多い(計8打席で3三振)。たまたまじゃなくて、打つべくして打てるようになりたい」

 育成2年目で初の1軍キャンプに抜てき。「周りから吸収というよりは、レベルが高すぎて一切手を抜くことができない。自分が一生懸命やってみんなの8割と一緒なので。しっかり追い込めています」。充実の時間を実感しつつ、「矢野さんにも体(全体)で振るタイプはあまりいないタイプと言われたので。今のプレースタイルを極めていきたい」と特長を生かしたアピールを誓った。 (阪井 日向)

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2021年2月16日のニュース