巨人コーチ就任の桑田氏、残留・菅野の「潜在能力引き出すことができたら」

[ 2021年1月12日 18:53 ]

巨人1軍投手チーフコーチ補佐に就任しリモート会見をする桑田真澄氏(球団提供)
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 巨人は12日、OBの桑田真澄氏(52)が1軍の投手チーフコーチ補佐に就任したと発表した。背番号は恩師である故藤田元司元監督が背負った「73」。06年オフに退団して以来15年ぶりのチーム復帰となった。

 プロ入りから21年間背負った背番号「18」を、現在着けるエース・菅野について「もう非の打ちどころがないピッチャーだと思いますね。でもまだまだ伸びしろがあると思っておりますので、もう少し彼の潜在能力を引き出すことが出来たら嬉しい」と話した。

 巨人で通算173勝を挙げた桑田氏は、07年に大リーグに挑戦してパイレーツで19試合に登板。球団史上初めてメジャー経験者の入閣になる。大リーグ球団との交渉の末に、巨人残留を決断した右腕の気持ちを思いやり「彼の心境はすごい複雑だと思うんですね。今年1年ジャイアンツでプレーするということが決まりましたので、日本一のために全力で投げてもらいたいと思います。そしてまた1年終わって、新たな挑戦をしてもらえたらなと思います。やはりメジャーのマウンドというのは素晴らしいものがありますので、そういったところも経験する事でさらに彼は飛躍できるんじゃないかなと思います。これは個人的な意見」と話した。

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2021年1月12日のニュース