日本ハム鎌ケ谷寮 クラスター防止へ厳戒 首脳陣も立ち入り制限

[ 2021年1月5日 05:30 ]

感染防止へ厳戒態勢が敷かれる千葉・鎌ケ谷にある日本ハムの「勇翔寮」
Photo By スポニチ

 日本ハムが新型コロナウイルスの感染防止へ、2軍施設の千葉・鎌ケ谷で厳戒態勢を敷く。吉村浩GMは「鎌ケ谷の合宿所は厳格に(ルールを)施行する。寮生以外はほぼ立ち入り禁止に近い」とした。

 年末年始の帰省先から「勇翔寮」へ戻った寮住まいの選手は再度の外泊を禁止。寮生以外の外来選手の寮内への立ち入りは禁止となり、寮生と外来選手のロッカー、ウエートルームの使用時間も分けられる。また、例年は年明けに寮内の会議室でスタッフ会議などを行ってきたが、今年は首脳陣らの立ち入りも制限する。厳しい対応を取った昨年の自粛期間中と同様の措置で、寮内でのクラスターを避けるのが目的だ。

 また、鎌ケ谷での練習に制限が出るため、年明けから1軍キャンプ地の沖縄・名護の「タピックスタジアム名護」を先乗り自主トレ組のために開放した。例年は新人合同自主トレと既存選手が同時間帯に練習を行っていたが、選手を分散させる狙い。徹底した対策で巻き返しのシーズンを目指す。 (東尾 洋樹)

続きを表示

2021年1月5日のニュース