ソフトB・千賀＆甲斐「“いつか取りたい”と話をしていた」バッテリー賞授賞式

＜2020プロ野球最優秀バッテリー賞　powerd　by　DAZN＞イエローハットを被り笑顔を見せる(左から)ソフトバンクの甲斐、千賀、中日の大野雄、木下拓(撮影・木村　揚輔)
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　スポーツニッポン新聞社が制定する「2020プロ野球最優秀バッテリー賞powered　by　DAZN」の表彰式が16日、都内のホテルで開催された。

　パ・リーグはソフトバンク・千賀滉大投手―甲斐拓也捕手の日本一バッテリー、セ・リーグは中日の大野雄大投手―木下拓哉捕手が選ばれ、賞金100万円が贈られた。4人はともに初受賞。

　10年育成ドラフトで入団した同期生にして同い年。今季の捕逸がわずか2つしかなかった甲斐は、千賀の「お化けフォーク」を止める「極意」について聞かれると「気持ちと、体でも喉でもどこに当ててでも前に止めること。千賀のためにやるしかない」と男気満点のコメント。

　千賀は「投手と捕手が1年間頑張らないと取れない賞。拓也とは“いつか取りたい”と話をしていたし、うれしい。年間を通じて、拓也の力にすごい助けてもらった。大きなワンバウンドとか逸らさない安心感があって、すごい投げやすい環境を作ってくれる」と喜んだ。

　壇上では「お互いの好きなところ」を聞かれ、甲斐は「嫌いなところが見当たらない。全てが好きです」と照れながら「告白」すると、会場から大きな拍手を浴びていた。