中日・大野雄&木下拓がバッテリー賞初受賞 贈呈の乾電池に大野「来年は背中から電池入れて延長12回に」

[ 2020年12月16日 14:40 ]

<2020プロ野球最優秀バッテリー賞 powerd by DAZN>イエローハットを被り笑顔を見せる(左から)ソフトバンクの甲斐、千賀、中日の大野雄、木下拓(撮影・木村 揚輔)
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 電池でエネルギーチャージ? スポーツニッポン新聞社が制定する「2020プロ野球最優秀バッテリー賞powered by DAZN」の表彰式が16日、都内のホテルで開催された。

 セ・リーグは中日の大野雄大投手―木下拓哉捕手、パ・リーグはソフトバンクの千賀滉大―甲斐拓也捕手のコンビが選ばれ、賞金100万円が贈られた。4人とも初受賞。

 大野雄は「バッテリー賞は昔から知っていた。シーズン途中から“もしかして受賞できるのでは…”と思ったけど、自分が取れるとは想像もしていなかった」と喜びのコメント。木下拓は「今年から月間賞ができて、それを何回か受賞させていただいた。年間も取りたいと思っていた」と話した。

 質疑応答では、協力の一般社団法人・電池工業会から贈られた乾電池320本の使い道を聞かれた。今季10完投、6完封をマークし大野雄は「完投した中でスタミナが切れそうな試合があった。来年は背中から電池を入れて延長12回ぐらいなげられるようにしたい」と話して、笑いを誘った。

 一方の木下拓は、もうすぐ3歳になる娘がおもちゃのスイッチを切らず、すぐ電池がなくなるとのエピソードを話し、「今までは“付けたら消さないと駄目だよ”と言っていたけど、(副賞で電池をもらい)これからは大目に見ようかな」と笑顔を交えて話した。

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2020年12月16日のニュース